- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/15
- メディア: 単行本
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クラスで起こったいじめ、いけにえ自殺。遺書に書かれた「親友」、謝られた女の子、そしてその家族。親友と言われた彼が今の自分の気持ちも含めつつ、大人になった視点で過去を振り返り語っている形式で話が進みます。
中学生の時にわからなくても、大人になったらわかる気持ち、親になったらわかる気持ち、色々あると思うけど、でも彼が亡くなったことは消えないわけで。でも思いは少しずつ風化してしまって。楽しい話ではないけど、目をそらせないような作品でした。