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告白

これって原作を読んだ時も思ったけど「おもしろい!」というよりは「すげー!」こか「こわっ!」という感想で、映画もそんな感想だったんだけど。とにかく松さんがこわくてたまらんのですけど彼女は可憐な役よりもこういった強い女性の方が似合うなーという印象。意味が違うかもだけどヴィヨンも強い人だったなーあれも似合っていて、彼女がドラマに出始めたころに演じてたタイプの役よりも最近見かけた役柄の方がとても好きです。
このドラマは生徒がポイントでもあると思うんだけど、生徒たちがとってもうまくてものすごく残酷で子どもたちが恐ろしくなったくらい。小説はそれぞれの語りで構成されていてい読んでいた時は自分としては周りの生徒は彼らのアクションに付随するものだったんだけど、こういったクラスのモチベーションがあって、だからこそこうした事件も起こったわけで、色々とおそろしくなりました。いじめられっこが修哉をいじめてた時はいじめられず修哉をいじめるのに加わってるのに、修哉が反撃するとまたいじめられっこな立場に逆戻りとかね。直樹の話もぞっとした記憶があるけど、映画だとさらーと流れた気がするなあ。美月が直樹に好意を寄せていたっぽいくだりもなし。美月は原作ではそこまでかわいい子じゃなかったと思うんだけど、映画の美月がかわいくてちょっとショック。あとウェルテルはとんでもないけど、まーくんのウェルテルがたまらなくウザくてウザすぎてとってもよかったです。