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読了083

マドンナ・ヴェルデ

マドンナ・ヴェルデ

ジーン・ワルツが理恵の目線なら、こっちは同じ事柄に対するみどりの目線で描かれている。「医学のたまご」の薫くんに繋がると思うと全てがしっくりといくんだけど、海堂さんてどこまで先を構想してそれぞれの作品を書かれているのかが気になるところ。
ジーンは理恵側の視点だからそこまで気にならなかったけど、みどりから見ると理恵にはムカついてムカつきすぎてひどいですw現代の産科医療を少しでも気になると思うならばこのテの海堂さんの作品は読むとなるほどなーと思うことが出てくるので勉強になりました。ジーンとマドンナは両方セットで読むともっとよかったかなーと思うからマドンナが文庫になった頃に続けて読みたい。