sui

読了26

リカーシブル

リカーシブル

恩田さんの作品を読んでる時と似た感じというか、不安定でモヤがかかっている感とか、どいつもこいつも信用ならねぇ感とか、心理的にドキドキと恐ろしい思いをさせられた作品でした。
街全体の意思、というのが本当にこわくて、先が気になってしょうがなくて、ドキドキしながらページをめくった。ご当地ルールが暗黙の了解であったり、よそ者として扱われルールを知らないでいることが、こんなにもおそろしいなんて。
久々の米澤さんだったけれどおもしろかったです。わたしは嫌いじゃないテイストでした。