2011-12-14 読了165 本 玉響に散りて―封殺鬼シリーズ〈25〉 (小学館キャンバス文庫)作者: 霜島ケイ,西炯子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/02メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る三家の権力争いで本家崩壊なんてことになりそうだったのに、神島家当主の死をきっかけにそれが落ち着いていく…。隆仁の登場シーンはそんなに多くないけど、ラストの達彦とのシーンはよかったねえ。あそこで達彦が少し前に進めたのはよかった。そうならなきゃ達彦救いようがなかっただろ…。あとは御影の長男が救われて先に進めるといいんだけど。三吾については佐穂子がガツンと言って目が覚めたし、佐穂子も父親と会って秋川の変わっていくし、それぞれの家が変化していて、物語的にもかなり動いたなあという感じ。のーてんきに見えて実は真実をピシャリと見ぬいてしまう聖と、しっかりしてデキる男風だけど欠けているところのあるユミちゃん。この鬼たちは今後本家とどう繋がっていくのか。とりあえずあと三冊で終わり。