忌みしものの挽歌―封殺鬼シリーズ〈22〉 (小学館キャンバス文庫)
- 作者: 霜島ケイ,西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/03
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
使役鬼の件を発端に、本家もまた不穏な空気が漂ってきていて、神島は優位に立つために、御影は神島に優位に立たせないために、それぞれ決断するわけだけど、家という概念がそんなにないからそこまでしなくても…とか思う。確かに達彦のやり方は許しがたいだろうけど、でもそんな事言ってる事態じゃないんでは?というこの状況で本家の三家はそれぞれどう動いていくつもりなのか。御影は中央側について鬼を抹殺することになり友達として接してきた使役鬼たちと敵対する三吾だけど、ここで三吾がウジウジ悩んでしまってイライラするなあもう。人に拒絶されるまえに自分から拒絶するユミちゃん切ない…。