花闇を抱きしもの〈上〉 (小学館キャンバス文庫―封殺鬼シリーズ)
- 作者: 霜島ケイ,西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/12
- メディア: 文庫
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花闇を抱きしもの〈下〉―封殺鬼シリーズ〈11〉 (小学館キャンバス文庫)
- 作者: 霜島ケイ,西炯子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/04
- メディア: 文庫
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今回は大正時代が終わるその時。桐子が当主となり、二人の鬼と出会い、彼女が彼女らしく家を率いていくそこまでのお話。聖はいつでも出会った人たちに深く関わってしまって、そして傷ついてしまう。今回も早臣に関わってしまってまた悲しい思いをすることになるけど、でもそれを気にするユミちゃんがまた悲しくて。でも早臣に出会って、聖と弓生と出会って、桐子はいい方向に変わったなと思うと、聖のおせっかいに入り込んでくる優しさも、ユミちゃんのように一見クールだけど核心を突いてきてイタイけどでもそれが優しさだし実はおせっかいみたいな部分も、すごくあったかいなーと毎回思う。今回は桐子の年齢とか立場とかがあるから余計だな。