- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本
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凍眠させて医学の進歩を待つシステム、コールドスリープの唯一の被験者であるアツシ。そのアツシことモルフェウスが眠るセンターで働く日比野涼子。一部は日比野さん目線で描かれ、二部ではまた新たな展開になるんだけど、時代としては現代だからSFモノという扱いでいいのかな。全体的にはおもしろくてサラッと読めたけど日比野さんからモルフェウスへの愛情っていうのはなかなか理解しづらいものがあるよなあ、という印象。あと西野さんもすごく微妙な立ち位置でかわいそうな人だよね。アツシを守るための日比野さんの選択が、アツシたちの選択が、この後どう医学のたまごに繋がっていくのか気になるところ。
田口先生これではまだ教授になってないけどアツシのことを論文にしてそれで教授になるんだろうか。論文書かずにここまでやってきたのに英語で3本とか頑張って田口先生w