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その日のまえに (文春文庫)

その日のまえに (文春文庫)

連作短編集。死とかがテーマになっている作品。とくに「その日」に向かって生きてきた家族の話はぐっときて電車の中で泣きそうになってしまった。自分の周りで誰かが死に向かって進んでいると知った後、自分が死に向かって進んでいると知った後、その日を迎えるに当たってどう生きるのが一番なのか。まだあまり自分の一番身近なところでそういった出来事がないというのは幸せな事で。自分はどう生きれるのかは自分次第なんだなあと思った。