- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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未就学児童とか赤ちゃんとかは除外するとして、学生だった頃がない人は基本的にいないわけで、それぞれの話で描かれている内容は、何かしら思うところがみんなあるだろうな、という内容でした。個人的には最後の話がすごく気になるというかわかるというか、そういう気持ちになった。学校での居場所とか、昔の自分と今の自分とか、色々悩んでる様はだれでも理解できる内容で、共感できる部分も何かしらあって。表題作のサクラ咲くで出てきた子たちはみんな優しかったなあ。ああやって優しい気持ちの人が増えれば学校内ももっと誰にでも住みよい場所になるのかもなあと思います。ぼんやりと。