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終の神話・天泣の章―封殺鬼シリーズ〈26〉 (小学館キャンバス文庫)

高良がまだいまいち読めないけれど、凶星に対抗するため次期当主3人の関係性がちょっと変化したのがすごくよかったなあ。今まで散々だったわたしの達彦のイメージが少しだけど払拭された。三吾と眞巳の関係性も遠野では良くなってきたのか？と思わせて実はこうだった…という展開だけど、三吾がそこを乗り越えそうで今回も三吾かっこよかったわぁ。そして強い。東北の面々は好きだからまた昆が登場して嬉しいなあ。壬道、葛西も好きだし遠野パートは本当に大好きです。
土師の一族としてのユミちゃんの役目、柿色の衣の異形が須佐之男命、その辺りラスト2冊でどう動くのか楽しみ。