- 作者: 大崎梢
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
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あやしい3人組がゆうなを迎えに来た時から何かありそうな感じがしてるんだけど、主人公は人の話を最後までしっかり聞かないし、みんなが自分を守ろうとしてくれてるにも関わらず勝手な行動に出たり、判断力がないのかなんなのか一番怪しいだろうみたいな選択肢ばかり選んでいくし、主人公の性格云々には正直イライラしっぱなしだったけど、話はおもしろかった。ただ先生が実はかっこよかったみたいな設定はあるあるwって感じだけど。
田舎の名家っていろんなしがらみとかあるだろうけど、滝巳の選択は間違ってたという時の先生の言葉はかっこよかったなあ。父親の死の真相も、父と津田美里の関係も全てクリアになって終わったしスッキリとした読後感。ラスト、先生とゆうなはこれからどうなっていくのかなあ。