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読了53

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

短編集。90年代に書いた作品たちの編集だから色々と設定が古い。携帯電話とか小物に時代を感じる。
話はどれも読みやすい短編ばかりだけどさよなら『お父さん』は秘密の原型というか大元になる話で、秘密読んだ時にも思ったけどお父さんの気持ち考えると何とも言えないような話だよね。どれもそれぞれよかったけど、眠りたい死にたくないとか好きかも。再生魔術の女も心がザワザワとしてくる雰囲気で好き。