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読了52

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

ファナとシャルル。身分違いの二人の淡い恋。ファナの命を守り許嫁の元へ送り届けるため飛行する飛空士のシャルル。空の上での天ツ上の真電との空中戦もドキドキして読み応えがあるけど、ファナが人としての気持ちを取り戻して額縁の外から見てるような人形じゃなく人としてシャルルを思う気持ちだったり、喜怒哀楽という感情だったりを取り戻していく二人のやりとりだったり、そういった二人の関係性もあって、どちら側もおもしろかった。シャルルとファナの言いたいけど言いだせないもどかしさとか、ファナの気持ちとか、シャルルの気持ちとか、きゅううううううんんんんんとくるし甘酸っぱくてたまらんです。あの長さをどう2時間程度におさめるのかわかんないけど映画見たいなー。