- 作者: 水生大海
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2009/07/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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過去は羅針盤の4人それぞれの視点から描かれていていて、現在は事件の犯人目線で描かれている。過去は青春モノのような感じで最初は話が展開してたけど、現在の方は最初からちょっとホラーっぽいというかすごいドキドキしてこわい。犯人は途中でコイツかなーという人に絞れたけど犯罪に至るまでの彼女の心理とかホント自分勝手でイライラする。アイツのせいで、アイツなんか、とかくだらないけど、でも現実にもそう思って屈折した気持ちのまま生きてる人とかいそうだよね。おそろしい。
これ映画化になるけど発表になってる4人で誰がどの役なんだろう。犯人のキャストも現在と過去でも同一人物は使えないだろうなーと思うんだけど、どう映像化されるのか楽しみ。