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読了_137

船に乗れ!(2) 独奏

船に乗れ!(2) 独奏

1巻はあんなにおもしろかったのに2巻は恋愛ドロドロがウザくて正直最後まで読むのが苦痛でしかなかったんだけど3巻は読むべきか読まざるべきか。
結局、枝里子は家の力で留学できるサトルに嫉妬して、サトルのことは好きだけどでも自分は「めん類」で自室で練習するしかなくて悶々として、その結果浮気して子どもデキちゃって、なのに素知らぬふりして返事を1度だけ出して、サトルのことが好きと言いながらも子どもの父親と結婚することにしたけど、サトルにも言わず、友達である鮎川にすら言わずに学校辞めることも決めてしまった、というとてつもなくネタとしてありがちな結果だったわけだけど、ホントもー枝里子がありえんイライラするし、その後のサトルの取った行動もイライラするんだけど。最初から専門的な用語とか出てきて確かに読むのに時間かかったけど、恋愛の話がドロドロとうっとうしくなってからは、金澤先生のソクラテスとか哲学的な話もウザくなってしまってホントこれはヒドすぎた。サトルより戸田先輩みたいな人の方が普通で見てても他人なら不快にもならないし、何倍もマシだな。