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ブタがいた教室

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

原案となった書籍を読んでたんだけど、Pちゃんを飼育しはじめてから1年間の彼らとPちゃんの日々や成長や葛藤って2時間には収まりきらないのはしょうがないよね。いのちの授業ってことで飼育して食べましょうというところからスタートしてPちゃんの飼育。小屋を作り、名前をつけ、毎日遊んで。餌をやるために野菜を買ったり。食べる目的でスタートしたのにいつの間にかペットのPちゃんになってしまって卒業を目前にして「食べる」「食べない」で揺れる生徒たち。どうして他の豚は食べれるのにPちゃんは食べれないの?かわいがってきたのに食べれるわけない。下級生に引き継いで育ててもらいたい。責任はどうなる?誰かに殺されてお肉にされるくらいなら自分たちが責任を持って食肉センターに送る方がいいんじゃないの?食べる食べないって人間が勝手に決めてることなんじゃないのか?子どもたちの意見交換しているシーンとPちゃんがトラックに載せられるシーンはブタさん好きにはたまりませんでした。確かに自分も豚肉食べれるけど毎日生活を共にした豚を食べろって言われたら無理です><って泣いちゃうかもしれない。それとも血の1滴まで無駄にせず、食べてあげようと思うのかもしれない。食べること=生きること、これを考えることって難しい。お肉にするって点では食堂かたつむりも同じなんだけど、こっちはお肉にしているシーンで号泣してしまいました。映像化されたら見れるか自信ないけどブタさん見たいから見てしまうんだろうな。