sui

風が強く吹いている

試写会にて。東京国際映画祭で見るからそれまで我慢我慢ーと思ってたら試写会も当たったーラッキー。遣都と恵ちゃんで「風が〜」映画化だってさっ!って噂を聞いた瞬間からそれはそれは楽しみにしてた映画でした。原作好きな人でも楽しめる映画に仕上がっていて期待してた通りでした。笑えるシーンあり、泣けるシーンあり、すごくよかったです。



原作読んだ時から大好きだったハイジ。御子柴以降こういったキャラの恵ちゃん大好きなんだけどハイジもものっすごく合ってていいなーと思ってたそのまま。ハイジだけじゃなくアオタケメンバー全員がそうそうこれこれ!こんな感じ!と思えるのはみんなの演技のたまものなのか、ホントに原作とそんなにかけ離れることないアオタケキャスト陣でした。王子は彼以外いないだろうと思うほどのナイスキャスティング。映画では記録会が2回しか見れないから、その間のダメダメだった王子がそんなに描かれてなくて映画の方が王子はダメダメ度が低くてかっこいい。王子の17分切った記録会も、1区走る前と走った後に王子とハイジが会話するシーンも泣けた。ちゃんなかすごいよかったー。神童のお母さんとのシーンも泣けるし、キングの浮いてる発言のシーンもいい。神童はハイジの次に原作で好きなキャラで、舞台の渋江が大好きすぎてピッタリすぎて映画はどうかなーと思ってたけど全然問題なし!めっちゃよかった!双子と葉菜ちゃんの関係が原作と違ってて、ジョージの走るシーンどうするんだろう?と思ってたら無理やり関係づけてたり、ユキのお母さんたちが沿道で見てるシーンがなかったり、7区のニコチャンと8区のキングは箱根走ってる時の扱いが悪かったり…。残念なシーンもいくつかあったけど時間の都合上しょうがないんだろうな。そもそも榊を10区のランナーにすることがアレだったんだよなーキングの見せ場って榊とのシーンなわけだから。川村くんはニコチャンにしてはイケメンすぎw東体大の榊はすんじ。すんじってなんでこんなにも憎たらしい演技が上手いんだろう?www黒髪オールバックがホントに似合ってなくてキモイんだけどwwwww夏合宿で榊が寛政に意地悪してくるときに王子とキングがターゲットになったシーンですんじとちゃんなかが!すんじちゃんなかいじめちゃだめ〜><とホンキで思いましたがモエましたw榊とハイジのシーンもニャーと御子柴!とか思ったしww
全体的に時間の都合上〜的理由で原作全部をまるっと映像化できないのはしょうがないし、そこ考えなくてもホントにいい映画でした。おじさんおばさんがたくさん観に来てて、みんなずっと笑ってたんだけど、箱根好きな人には絶対楽しめる作品だと思います。133分だけどあっという間に終わってしまう。ずっと走りっぱなしの映画でした。やっぱこういうスポーツ青春ものって好きです。誰でも楽しめるからみんなが見てくれるといいなあ。