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読了(117/100)

ひかりの剣

ひかりの剣

東城大の速水先生と帝華大の清川先生の大学時代のお話。そこに高階先生も加わるという色んな方向へ伸びてる線がここで1度絡まったようなそんなお話。タイトル通りの名前の朝比奈ひかりちゃんも出てくるんだけどちょっとインパクトが弱いかな。大学時代だからもちろん田口島津両先生も登場。ちょうどベッドサイド・ラーニングで世良先生も出てくるからブラック・ペアンとも重なるしで色々と楽しめる一冊。ジーン・ワルツの清川先生は大学時代はもっと適当っぽくてでも自分の野心だけはすごくあるような人で、逆に速水先生はサボりだけど剣道部の主将としての責任だとかそういった事はしっかりとこなす人。高階先生のあの何ともいえない感じがまたこの2人の激闘を演出してしまうんだけど高階先生はいまだに読めないなー。ジェネラルがすごく好きだった事から東城大側をひいきしつつ読んでたんだけど清川弟もなかなかにいいキャラクターだったな。医療メインではなく剣道メインなんだけどすごくおもしろかった。海堂さんの作品は年表だとか相関図だとかそういったものがほしい…。